【紙の話】

先日、王子にある「紙の博物館」に行ってきました。

 

  ■紙の博物館  http://www.papermuseum.jp/

 

この業界で永く働いていますが、

改めて原点を知るいい機会でした。

 紙は、 人が人に「情報を伝える」ために、

使われるようになりました。

 

今はインターネットや携帯電話で、

情報を知ることができますが、

アウトプットをしないと情報は残りません。 

 

でも我々が作っている印刷された本は、

手元に「情報が残る」手段として、

これからも歴史に残ると思います。

【工場の風景】この時期は・・。

久しぶりの更新です。

 

今後はちょっとづつ「工場の風景」を紹介していこうと思います。

 3月は年度の期末でもあり、この業界は繁忙期です。

工場の中は、

「入荷された刷本」や「出荷待ちの完成本」であふれることが多いです。

 

 

忙しいですけど、「仕事がある」という安心感があります。

【はがれ無線】

本を作るとき、現場がとても注意することは、

「壊れない本を作ること」です。

 

 特に、あじろ綴じや無線綴じの製本では、

製本糊がそれぞれのページにしっかり浸透するように、

製本機のオペレータは細心の注意をはらいます。

 

しかし、本の機能で「壊れてほしい本」もあります。

当社のホームページでも紹介している

「ブックイン・ブック形式」も、

参考書で見受けられる

問題ページと回答ページがはがれるように、

製本工程では工夫しています。

 

そして現在、当社で受注を受けている

「はがれ無線」という製本形式があります。

 はがせるもので身近にあるものでは、

一枚一枚はがせる「メモ帳」などがありますが、

「本」の形にしてからページ毎に

はがして使いたい「問題集」や「ドリル」を製本するときは、

「はがれ無線」という形式を使います。

 ある程度強度があって、しかもはがれやすい本にするには、

微妙な製本糊の調整が必要です。 

 

また写真のように、

本文の背が表紙につかないようにするために、

製本機の調整にも試行錯誤してきましたが、

現在は普通に生産ができるようになりました。

 

もしこのような本の相談があれば、

ご一報をお待ちしております。

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中途採用を始めました。

製本のオペレータの中途採用をしております。
即戦力となる経験者を中心に
本作りが大好きな人を募集しております。

詳しくは採用ページを見ていただき、
お電話かメールでの問い合わせを
お待ちしております。

メイリンのホームページが新しくなりました。

この度ホームページをリニューアルいたしました。
今後ともよろしくお願いいたします。