先日、王子にある「紙の博物館」に行ってきました。
■紙の博物館 http://www.papermuseum.jp/
この業界で永く働いていますが、
改めて原点を知るいい機会でした。
紙は、 人が人に「情報を伝える」ために、
使われるようになりました。
今はインターネットや携帯電話で、
情報を知ることができますが、
アウトプットをしないと情報は残りません。
でも我々が作っている印刷された本は、
手元に「情報が残る」手段として、
これからも歴史に残ると思います。
2012年04月24日 15:38
久しぶりの更新です。
今後はちょっとづつ「工場の風景」を紹介していこうと思います。
3月は年度の期末でもあり、この業界は繁忙期です。
工場の中は、
「入荷された刷本」や「出荷待ちの完成本」であふれることが多いです。
忙しいですけど、「仕事がある」という安心感があります。
2012年03月02日 11:13
本を作るとき、現場がとても注意することは、
「壊れない本を作ること」です。
特に、あじろ綴じや無線綴じの製本では、
製本糊がそれぞれのページにしっかり浸透するように、
製本機のオペレータは細心の注意をはらいます。
しかし、本の機能で「壊れてほしい本」もあります。
当社のホームページでも紹介している
「ブックイン・ブック形式」も、
参考書で見受けられる
問題ページと回答ページがはがれるように、
製本工程では工夫しています。
そして現在、当社で受注を受けている
「はがれ無線」という製本形式があります。
はがせるもので身近にあるものでは、
一枚一枚はがせる「メモ帳」などがありますが、
「本」の形にしてからページ毎に
はがして使いたい「問題集」や「ドリル」を製本するときは、
「はがれ無線」という形式を使います。
ある程度強度があって、しかもはがれやすい本にするには、
微妙な製本糊の調整が必要です。
また写真のように、
本文の背が表紙につかないようにするために、
製本機の調整にも試行錯誤してきましたが、
現在は普通に生産ができるようになりました。
もしこのような本の相談があれば、
ご一報をお待ちしております。
2011年11月28日 17:49
製本のオペレータの中途採用をしております。
即戦力となる経験者を中心に
本作りが大好きな人を募集しております。
詳しくは採用ページを見ていただき、
お電話かメールでの問い合わせを
お待ちしております。
2011年09月29日 18:09
この度ホームページをリニューアルいたしました。
今後ともよろしくお願いいたします。
2011年08月31日 18:38